ナイフを持った少年が事件を起こした。
 ・・・だったら未成年にナイフを売らなきゃいいじゃないか。

学校の中に男が乱入して事件を起こした。
 ・・・それじゃぁ門を閉めてしまえ。

ナイフ・・・子供のころ、キャンプしたりするのにカタログでこんなんもあんねんぞ。これカッコええなぁなんてよく話したもんや。
学校の門を閉ざしてしまったら子供達はどこで遊ぶんやろう。

ナイフなんか盗めば手に入るし、塀を乗り越え、ガラスをぶち破ればいつだって教室には入れるのだ。
物質的要因を取り除く。果たしてそれが解決になるのだろうか?

ほんの少しでもいい、厳しさに触れることによって人の痛みをわかってあげられる人間になってほしい。
大人たちは自己に厳しく、子供や年寄りにやさしくなってほしい。
そして子供達は他をいたわれる大人に成長してほしい。

勝負に勝ちたい。とにかく強くなりたい。そんな人も大歓迎だ。
しかし、いろんな人がここ正道会館西脇支部を訪れることによって、文明が過去に置いてきた大きな忘れ物を思い出してくれることを願ってやまない。 押忍。

2001年8月24日  正道会館西脇支部長   杉山 仁